日本にパンは必要なのか | totomaぱん

2020/10/04 10:56

今週もご利用いただき、ありがとうございました。

今週は過去最低の来店人数を更新し、精神的にかなり堪えました。
その分といっては何ですが、ひとりひとりのお客様により密に接客させていただくことができ、悪いことばかりではありませんでした。

宮城県でも、新型コロナウィルスの影響が飲食店を中心にじわりじわりと拡がってきています。
パン屋さんの閉店の知らせを耳にしたり、毎日朝を迎えるのが怖いくらいです。
とくに晩夏~初秋にかけてはコロナが無くともパンの需要が落ちる季節。
理由は夏場の食欲減退、秋は新米の季節でよりお米の消費にシフトするからと言われています。

需要が落ち込み、消費が落ち込めば、所得も落ち込みます。
ひとりひとりが生活スタイルを見直さざるを得なくなり、本当に必要なものにしか出費しなくなる。
それがより過剰になったら、日本でパン屋が生き残ることは可能なのだろうか?
考えてしまいます。
日本人にはやはり、お米が一番の主食です。おにぎりの美味しさには敵わないなと、食べるたびに思います。

おやつ感覚で食べられるやわらかい菓子パン。
食事で食べられるかたくて素朴なパン。
当店は後者により力を入れてきました。
しかしどの道を選んだとしても、時流には逆らえません。
色々考えてしまいますが、腹をくくることも必要ではないかと思っています。
先を見すぎず、1日1日やれることを一生懸命やっていくしかない。
いつまで続けられるか分かりませんが、利用いただけるお客様を裏切ることだけはすまいと、歯を食いしばっていきたいと思います。